細胞検って何するの???
エコーで自分の首にゆで卵(より大きい腫瘍)があると判明して、ようやく危機感を持ち始めた私。
いよいよ細胞検をするよ〜ってことになり…でもそもそも細胞検って何するの???
わかりやすく言うと
首のでかいゆで卵(腫瘍)の細胞を採るために、ぶっとい針をさして直接吸い取る
んです。首に、でかい、針を、ぶっ刺して、取るんです。頭弱そうな言葉が並んでますが、お医者さんはちゃんと丁寧に説明してくれました。
率直に
…え?怖。
以外の感想が出てこなかったです。
もちろん麻酔もします。でも麻酔も首に刺すんですよ。人間首を刺されるなんて、蚊か蜂くらいなもんです。それ以外はちょっと危険すぎませんか?
もちろん丁寧に説明してくださったお医者さんに「え?怖」なんて言えないので「わかりました。よろしくお願い致します」と返事しました。大人になるってこういうことなんですね。
そんなこんなで、いよいよ細胞検。
首周りスッキリした服で挑みます。診察台に仰向けになり、首の後ろに丸太みたいな枕を入れ、首を差し出すかのような体勢。さながら神経締め待ちのブリ。
まずは麻酔。チクリっとした瞬間「あぁ、ブリもこんな気持ちかぁ」なんて考えてました。
そして先生が取り出した注射器は
竹筒…?
と思える注射器。針は幼児用ストロー。嘘だろ…?
めちゃくちゃビックリし過ぎて目をかっぴらいてる私のことなど微塵も気にしない先生は、躊躇なくぶっ刺してきた。
グリグリ…メリメリメリメリ…
と鳴りそうで鳴らない感覚が、首を襲ってきた。さすがに「お"わ"ぁ…」と踏まれたカエルのような声が漏れました。こっちの方が、神経締めされるブリの感覚に近かったかもしれません。そしてシュポシュポと吸い取るような動きの注射器。コワイコワイタスケテェ〜
そこで先生が嬉しそうに「強いねぇ!泣き出す人もいたりするんだけどね!」と。泣けるなら泣きたかったですね。
地獄のような時間は、長いもんです。
私の首にはプチっと赤い勲章が。(後日そこを中心にでかい黒血になりました。)
軽いトラウマを抱えながら帰宅し、夕方に仕事から帰ってきた夫が私を見て、一言
「チクッとされてきた?痛かったねぇ(ヨシヨシ)」
チクじゃねぇでした
ってことを、臨場感たっぷりに説明したら、青ざめてました。ヨシヨシもんじゃねぇでしたよと。
次回は、結果発表〜☆について書きます。